2011年5月1日日曜日

DINING TABLE


自分はアイデアを考えたり、物思いにふける時、課題とはマルッキリ関係ない物を作リ始めてしまう。端から見ればなんでこの忙しい時に...と思われるのだが、デスクにじっと向かいあっても大抵関係ないネットにハマりダラケてしまうのが落ちだから。『手持ちぶさた』の作業が無心を呼び、アイデアが浮かぶ...なんて事にしている。作業効率が悪いのは重々承知。で、アイデアとは関係ない、出来てしまったのがこの『DINING TABLE』 。アトリエに転がっている適当な廃材を無心でコンパネに打ち付けた適当な代物だが、なかなか気に入った。いつのだか解らないニスに謎の液体が混ざった、ゴミらしき物を最期にぶっかけたのが良かったみたい。下手すりゃぁなんだか古材を使ったオシャレテーブルみたいに見える。...ってそんな事はどうでもよくて、この『ダイニングテーブル』ってジャンルが今までの生活に無かったから、何をやっても新鮮で面白い。料理と向かいあわなければいけないのでなんだか料理も凝り出した。コーヒーとパンをいい感じに並べたいだけで、何年も習慣の無かった朝飯まで食べている。仕事もデスクと違って、気持ちがラフに出来るから新鮮。グラフィックデザイナーの友達が『真っ白の紙にかしこまって描いたアイデアは後で見ると大抵つまらない、だから俺はチラシの裏を使う様にしている...』なんて話をしていたが、それに近い感覚かも。なんだか気に入ったよ『DINING TABLE』。