2010年10月25日月曜日
FARMER PUNKS
農民画の画家ミレー屈指の名作として知られる『落穂拾い』。農地に落ち残った稲穂を拾い集めるという農民の逞しい生活を描いた作品は保守的な批評家や富裕層な人達から「貧困を誇張している」「社会主義的だ」などと発表当時、議論を呼んだそうな。イヤイヤ拾い物?には福があるって言うし、何かが自分の想いと重なりミレーの絵に感動してしまった...と同時に貧しくも逞しい農婦の姿とやり場の無いPUNKSの姿が俺の中で重なる....そして『PUNKSは産まれたその土地に根ずき、HIPPYは新たなる土地を目指しているってスタンスの違いだけで根本は一緒』って友達の話を思い出し...『HIPPYとPUNKSは紙一重!』って他の友人との話も思い出し....そんな話が混ざり合い、オレの妄想の舞台はエジプトへ。ただ単にオレが行きたいだけなのか?ピラミットを建てたのは王ではなく労働者だ!って事なのか?自分にもよく解りませんが、そんなくだらない妄想を落書きしてみる...ん〜コレはエセ哲学をディスカッションして、文句ばっかり言う富裕層の戯言へのアンチテーゼ だな....と。そしてそんなどうでもいいカオスな妄想と落書きをcobird&twelveにさらに具現化してもらう。それでもって『出来ましたぁ』と言わんばかりにTシャツにするのはシャレが効いてないって事で驚愕ジャガード職人さんに頼んでジャガードで織ってもらい、想いとは真逆の純粋無垢な綿をたっぷり詰めてフカフカのクッションに!....そうコレ、HOMECENTER HEAVOGONのオリジナルアイテムになる素材です。フゥ...説明するだけで疲れてしまいましたが、短く言えば『深夜のくだらない妄想をクッションに...』って話。出来上がりはもうまじか。楽しみ!